「風邪?」と思ったら早めの対策を
風邪をひくと鼻水や咳、のどの痛み、発熱など様々な症状が現れますが、こじらせてしまうと肺炎などの重篤な疾患につながることもあります。症状の程度や経過は患者様によって大きく異なりますので、「たかが風邪」と軽く考えず、つらい症状がある時や長引く時には、お早めに当院へご相談ください。
大阪市中央区・森ノ宮のきむたくクリニック森ノ宮院では、平日は夜19時まで診療しております。「風邪かな」と思ったら、我慢せずにお立ち寄りください。早めの治療が回復への近道です。
発熱外来の体制
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など、発熱を伴う感染症が疑われる場合には、専用外来での診療を行っております。外部から直接入室できる動線を確保しており、他の患者様と接触することなく診察を受けていただけます。
※発熱症状がある時は、受診前に必ずご連絡をお願いいたします。
こんな症状はご相談を
- 鼻水、鼻づまり、くしゃみ
- 咳、のどの痛み
- 発熱、悪寒
- 倦怠感、だるさ
- 頭痛、関節痛
こんな症状に要注意
風邪症状が1週間以上続く場合や、高熱が3日以上続く場合、呼吸が苦しい場合には、細菌性の感染症や肺炎などの可能性があります。また、持病がある方やご高齢の方は、風邪をきっかけに持病が悪化することもありますので、早めの受診をお勧めいたします。
風邪と似た疾患
- インフルエンザ: 突然の高熱や全身の倦怠感、関節痛が特徴です。風邪より症状が強い場合が多く、重症化すると肺炎を併発することがあります。早期の診断と治療、そして周囲への感染予防が重要です。
- 新型コロナウイルス感染症: 発熱、咳、倦怠感に加え、味覚・嗅覚障害が特徴的な症状です。無症状の場合もありますが、重症化すると呼吸困難を起こすことがあります。
- RSウイルス感染症: 乳幼児に多くみられる呼吸器感染症です。大人では軽度な風邪症状で自然に治ることが多いですが、6か月未満の乳児が感染すると重症化しやすく、肺炎に移行することもあります。
- 急性気管支炎: 風邪のウイルスが気管支まで広がることで発症します。長引く咳や痰が主な症状で、呼吸時にゼーゼーという音(喘鳴)が聞こえることもあります。
- 肺炎: 高熱、激しい咳、呼吸困難などの症状が現れます。風邪をこじらせた場合や、ご高齢の方、持病のある方は肺炎に進行しやすいため注意が必要です。
- 副鼻腔炎: 鼻づまりや黄色い鼻水、顔面の痛みが特徴です。風邪の後に細菌感染が加わることで発症することが多く、放置すると慢性化することがあります。
- アレルギー性鼻炎(花粉症): 花粉やハウスダストなどが原因となるアレルギー反応です。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど風邪と似た症状ですが、発熱はなく、目のかゆみを伴うことが多いです。